



水やりについて
Q: 水やりはいつ、どのくらいやればいいの?
A.
水やりは季節や環境によって違います。夏場は土中の水温が上がってしまう日中は避けて、毎日朝夕に水やりをしましょう。冬は暖かい午前中に水やりするといいでしょう。鉢底からあふれ出るくらいにたっぷりと水をあげて下さい。そうすることで鉢の中全体に水が行き渡り、雑菌も洗い流されます。水のやりすぎは根腐れを引き起こしますので、毎日少量の水を与えるより、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えるメリハリのある水やりがおススメです。
Q: ホースやバケツで水やりしても大丈夫?
A.
乱暴な水やりは土中の雑菌が飛び散って病気の原因になることや花びらにシミを作る原因になることがありますので、水はなるべく花にかけないように株元にむけて静かにゆっくり与えて下さい。
苗について
Q: 苗はすぐにポットから植え替えた方がいいですか?
A.
ビニールポットは水はけが悪いので、なるべく早く鉢やプランターに植え替えましょう。その時に苗の土を落とさないようにして下さい。また、植え付け時に適正な園芸薬剤を施すといいでしょう。
肥料や土について
Q: 置肥と液肥はどう違うの?
A.
置肥は長期間効く緩効性のものが主流で、液肥は即効性のものが主流です。置肥は1、2か月ごとに定期的に施しますが、液肥は回数を多く必要とします。
Q: 肥料はいつあげたらいいの?
A.
植え付け、植え替え直後は根が弱っていますので、活着してくる植え付け2~3週間後に施して下さい。
害虫について
Q: 葉が白くかすれ、裏に小さなダニのような虫がいます。
A.
ハダニです。夏の高温時や乾燥時に多く発生します。多発している時はハダニを洗い流し、葉が乾いてからハダニ類に適用のある薬剤を散布するといいでしょう。水に弱いので、水やりの時に時々株全体に水を掛けてやると防除になります。
Q: ゴマのような小さい虫がいます。
A.
アブラムシです。新芽や葉の裏に群生して植物の生育を阻害します。アブラムシは種類が多いので、それぞれに適合した園芸薬剤で駆除しましょう。
Q: 葉が、白い線で絵が描かれたようになっています。
A.
ハモグリバエの幼虫のエカキムシです。数が少なければその葉を取り除いて処分して下さい。薬剤によって防除することもできます。
病気について
Q: 葉や茎が小麦粉を振りかけたように白くなっています。
A.
うどんこ病です。特に梅雨の通気不良、日照不足の時に発生します。カビで伝染しますので、早めに防除する必要があります。1度の薬剤散布ではなかなか効かないので、2、3回繰り返し散布して下さい。
Q: 葉や蕾にシミができたり、灰色の粉が発生しています。
A.
Q: 灰色カビ病です。多湿の時に発生しやすく、シミ状の斑点が次第に大きくなって、その部分が腐ります。症状が出た花びらや葉は早めに取り除き、数週間繰り返し薬剤を葉の裏表に散布して殺菌して下さい。
Q: 苗を鉢に植え替えた後、少しずつ元気がなくなり枯れました。
A.
立ち枯れ病と思われます。高温多湿の時期に、土壌の病原菌が原因で起こる病気です。発病を発見した場合は、隣の株への感染を防ぐためにすぐに苗を抜き取り、土壌消毒を実施したり、新しい土に入れ替えたりして下さい。
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